SDGsの基礎を学ぼう(前編:1〜8)【無料】

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最近ニュースなどで耳にする機会が増えた「SDGs」をご存知ですか?

SDGsって!?


SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。どう発音するかというと、SDGs(エス・ディー・ジーズ)です。時々エス・ディー・ジー・エスと読まれる方がいらっしゃるのですが、最後はGoals(ゴールズ)の略です。
SDGsとは、国際社会全体が取り組むべき「持続可能な開発目標」のことで、日本でも企業や地方自治体、大学などでSDGsの達成に向けた積極的な取り組みが始まっています。

SDGs 検定は、SDGs の基本的な理解、世界で起こっている課題やその取組に関する幅広い知識の習得を目指す検定です。

SDGs が必要とされてきた背景、なぜSDGs を達成しないといけないのか、そして誰がどのようにSDGs に取り組んでいくのかを、一緒に考えていきましょう。

SDGsが話題になっている3つの理由


2015年に国連で採択されたSDGsですが、最近メディアなどで話題になることが増えてきました。なぜ今注目を集めているのでしょうか。3つの観点からその理由をみていきます。

1.世界全体が共有する危機意識の高まり

地球環境は深刻な課題を数多く抱えています。エネルギー問題ではCO2排出量の増加による温暖化、異常気象や自然災害の増加、森林の砂漠化と水不足など。

一方、人が生活する社会においては、国際紛争の影響もあり貧困や差別などの問題が未解決です。それにもかかわらず、世界人口は現在の77億人から2050年には97億人へと増えるとも予測されており、もしかすると貧困層が増え、環境破壊が進み、足りない食料や資源を奪い合って争いが絶えなくなるという事態が起こるかもしれません。

今や、「このままではいけない」という意識が多くの人にはっきりと認識されていることが、SDGsの採択とその推進という行動に表れています。

2.先進国・発展途上国に共通する、わかりやすい目標設定が成功
SDGsの前身として、2000年に採択された「MDGs(ミレニアム開発目標)」がありました。開発途上地域における課題を取り上げ、2015年までに達成すべき8つの目標を設定したものです。

MDGsは2015年までに極度の貧困や飢餓の減少、感染症対策などで一定の成果を上げましたが、教育・医療など目標達成できなかった分野もあります。またこの間、先進国でも国内に貧困問題を抱えていたり、環境破壊や自然災害の問題に直面したりといった状況が増えました。

国連では次なるアクションを検討するにあたり、先進国も発展途上国も歩みをそろえて課題を解決する枠組みを策定しました。それがSDGsです。

SDGsの目標設定はMDGsの倍以上の17の目標を掲げることとなりましたが、結果的にはどの国や地域にとっても取り組みやすいような包括的かつ具体的な内容となっています。

この17のゴール設定がわかりやすく、かつ、それを表現するカラーロゴのデザインが印象的で、SDGsの内容とともに効果的に世界に広まったことにより、SDGsの認知はより加速化されたと思われます。

3.ビジネスチャンスとしての重要性が認知された
SDGsは国際社会が合意した共通の価値観であるとみなすこともできます。そして2015年の採択から後、現在までにSDGsという名称とその内容が徐々に広まってきているということは、一般社会に受け入れられた証拠。

企業は今、SDGsが指し示す方向性はビジネスの指針としても信頼に足る、いやむしろ、経営やマーケティングなどの観点からSDGsを無視できないと認識し始めています。

こうした状況から、SDGsへの取り組みを積極的にアピールする企業が増えています。今後さらに投資家や消費者にもSDGsが認知されることにより相乗効果が生まれ、SDGsの目標にかなうマーケットがいっそう拡大していくことが期待できます。